2025.04.29
音楽とデザイン、つながる時間。『羊毛とおはなとあなた』を訪れて
D&DEPARTMENT TOYAMAで開催されたイベント【羊毛とおはなとあなた】に参加してきました。
空間、音楽、言葉、それぞれが優しく響き合う、まるで手のひらの上のようなあたたかな時間でした。
第一部ではgravaのライブ。
久しぶりに3人、いや4人の音楽に接しました。
本当に懐かしい感覚に包まれましたね。
続く第二部のトークショーでは、アートディレクターの渡邉良重さんと「羊毛とおはな」のマネージャー小山奈々子さんのクロストークが進藤店長の進行で楽しく展開されました。
渡邉良重さんと言えば植原亮輔さんとクリエイティブユニットのキギで大活躍されている方。
私たちにとっても特別な存在です。
なぜなら当社の人気商品である「棒S(ボウズ)」のパッケージデザインを手掛けてくださったからです。
今や河内屋の顔になりつつある棒Sですが、世の中に出した時は、あまり地元では評価されませんでした。
業界も富山も保守的だったからだと思います。
しかし北陸新幹線開業とともに人気が出て評価は一変!
今や累計200万個突破の凄い商品に成長しました。
そんなご縁もあり、音楽とデザインの関係、“ものづくり”に向き合う姿勢など楽しく聞けました。
何よりも千葉はなさんと渡邊さんがそんなご縁があったんだ!と驚きました。
やはり音楽やデザインって時代を超越して色々な人を繋いで行くんですね。
千葉はなさんのあの歌声も久しぶりに聴いて一瞬ウルウルと来ました。
蒲鉾も、音楽も、デザインも…それぞれ違う形であっても、“想いを込めて誰かに手渡す”という本質は同じです。
今回のイベントでは、それを改めて実感しました。
一つひとつの出会いに感謝しながら、私たちもまた、富山の地から「ここにしかないもの」を丁寧に作り伝え続けていきたいと思います!

