河内屋社長ブログ蒲鉾丹右衛門の徒然なるままに…

2025.06.17

富山県蒲鉾水産加工業協同組合、第76回通常総会に参加!

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富山県蒲鉾水産加工業協同組合、通称「県蒲」の第76回通常総会に参加して来ました。

県蒲としての議題は特に問題はなく、いつも通りに淡々と議事が進み、全ての議題は可決承認されました。

記念講演では富山県農林水産部参事、市場戦略推進課長の伴 義人氏の講演があり貴重なお話を聞くことが出来ました。

懇親会もいつも通りの感じですが、組合としての岐路に立っている出来事はやはり会員の減少でしょうね。

こればっかりは日本全国の蒲鉾屋が減っているので仕方ない…。

水産庁所管の水産協同組合法(水産協)による協同組合としては富山県はまだ業者が残っている方で現在17社という状況。

水産協の規定では組合員数、つまり蒲鉾屋の数が15を切ると解散しなければならない?とのこと。

大阪の大蒲水産加工業協同組合は今年の3月末で既に解散、徳島蒲鉾水産加工業協同組合も近く15社を切るとの話。

となると、全国蒲鉾水産加工業協同組合連合会(通称:全蒲)に所属している組織は、富山、長崎、沖縄の3団体だけ!

蒲鉾屋の減少傾向が加速している状況を考えると、全ての組織がいずれ解散に向かうということになりますね。

そんなこともあって、現在の蒲鉾業界は別の全国組織「一般社団法人日本かまぼこ協会」が設立されています。

乗り越える問題もありますが将来は一本化の方向。

蒲鉾業界もまだまだ色々とありますね…。