河内屋社長ブログ蒲鉾丹右衛門の徒然なるままに…

2025.06.27

オークリーが工場見学!蒲鉾家のホームステイは工場見学がセット♪

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蒲鉾家に滞在中のオーストラリアからの留学生オークリー、本日は当社の蒲鉾工場を見学しました。

若干17歳にして御朱印巡りという渋い趣味を持ち、日本文化に深い関心を寄せる彼女。

今回はその一環として、日本の食文化を支えて来た蒲鉾、富山伝統の蒲鉾を作る現場を見てもらいました。

と言っても、当社は伝統を守りつつも他社にはない色々な製品を作っているので彼女もビックリしていました。

手作りの部分と機械を使っている部分とオリジナリティのある工程が特徴なので、どこまで伝わったか分かりませんが、せっかく蒲鉾家にホームステイしているので、蒲鉾家に来た留学生は工場見学がセットなのです(笑)。

初めて見る大型の練る機械、蒸気釜など、練り上げるすり身の工程に目を輝かせていたオークリーでしたが、なにより真剣だったのは、細工蒲鉾の絞り出し作業。

絞り出しの体験も少ししてもらいました。

名前のアルファベット「OAKLEY」を慎重に、でも力強く描く姿は、職人見習いそのものです。

わたしたちにとっては当たり前の日常も、異国の若者にはすべてが新鮮。

その反応を間近に見ることで、私たち自身が忘れかけていた「ものづくりの楽しさ」に改めて気づかされた気がします。

見学のあとには「パパ、凄い!」と感想をくれました。

魚料理が少し苦手なオークリーですが、この機会に蒲鉾だけは好きになってくれた嬉しいです。