河内屋社長ブログ蒲鉾丹右衛門の徒然なるままに…

2025.10.05

女性初の自民党総裁誕生!

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昨日行われた自民党総裁選を、私もネットの生中継で最初から最後まで見ていました。

日本の政治の行方を決める重要な瞬間をリアルタイムで体感するというのは、やはり独特の緊張感があります。

予想されていた通り、1回目の投票では誰も過半数に届かず。

派閥票や党員票が割れる中、それぞれの候補の強みと弱みがはっきりと見えました。

組織力と人気が交錯するのが総裁選の難しさであり面白さでもある?と感じました。

そして迎えた決選投票。

下馬評では若さと勢いで注目された小泉氏が有利と言われ、一方で1回目で党員票の支持を集めた高市氏も前回の総裁選同様の存在感を放っていました。

しかし決選投票前のスピーチを聞いて驚きましたね。

小泉氏の演説は正直、薄っぺらく感じられ、まるで総裁選そのものがゴールであるかのような印象。

一国のリーダーを目指す決意や国家観は残念ながら伝わってきませんでした。

対照的に高市氏のスピーチは力強く、自らの信念をもって国をどう導くのか、その覚悟が伝わる内容でした。

何よりも聴衆に訴える迫力があり、「この人なら」と思わせる熱を感じました。

結果として高市氏が勝利し、自民党史上初の女性総裁が誕生しました。

いわゆる「ガラスの天井」を破った瞬間です。

やっぱりリーダーにはパッションが重要だと思いましたね。

世界を見渡せば女性リーダーは珍しくもなく、むしろ当然の光景。

日本でようやく実現した今回の出来事も、不思議ではなくむしろ必然の流れだと私は思います。

ただ驚いたのは、決選投票で小泉氏に145人もの国会議員票が集まったこと。

本当に国家と国民の未来を見据えての判断だったのか?

富山県選出の自民党国会議員にも本当に聞いてみたいですね。

いずれにしても、このまま高市氏が首相に指名されれば、日本憲政史上初の女性首相が誕生することになります。

直面する課題は山積みです。

外交・安全保障、人口減少、財政問題…いずれも待ったなしの難題ばかり。

しかし、閉塞感漂うこの国を新しいリーダーシップで切り拓いてほしいと願います。

地方の蒲鉾屋の経営者の立場からすれば、政治の議論は決して他人事ではありません。

物価高、エネルギー高騰、最低賃金の急激な上昇、人手不足……地方の中小零細企業は本当に厳しい状況に直面しています。

もちろん私たちも自助努力を続けますが、正直、限界があります。

現場の声に耳を傾け、現実に即した政策を一つでも実行に移していただきたい。

それが新しいリーダーに望む最大のことですね。

145人の自民党議員も足を引っ張らずしっかり日本と国民のために働いて欲しい。

連立も新たな枠組みを考えれば良いと思いますけどね。

とにかく日本の未来が少しでも前に進むことを、強く期待しています。