河内屋社長ブログ蒲鉾丹右衛門の徒然なるままに…

2025.10.27

熊本再訪で感じた街の光と影、そして熊本城のパワー!

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久しぶりに熊本を訪れました。

話題の菊陽町や大津市の様子も少し見て回りましたが、想像以上の活気でした。

TSMCの進出による影響は本当に大きく、街はまさにバブルの様相。

土地価格の高騰や人の流入で潤う一方、その裏側で地元の人々の生活や地元中小企業経営には新たな課題も生まれており、「光と影」を同時に感じる複雑な現実でもありました。

今回、再春館製薬所の工場とコールセンターも見学出来ました。

テレビCMでおなじみの「ドモホルンリンクル」で知られる企業ですが、そのビジネスモデルは今もなお独自性にあふれています。

通販を主軸に据え、テレビをはじめとするメディアとの連携を戦略的に展開。

そして何より印象的だったのが、コールセンターを外部に委託せず、自社で運営していることです。

ワンフロアに約500人が勤務するコールセンターの光景は圧巻でした。

すべてのスタッフが顧客一人ひとりの声に耳を傾け、アナログな温かみとデジタルの効率性を高い次元で融合させている。

その姿勢に、深く感銘を受けました。

撮影は禁止だったため写真はありませんが、「再春館製薬 コールセンター」で検索すると、その雰囲気を伝える写真がネット上でも見られます。

ぜひ一度ご覧になってみてください!

滞在中には、熊本城にも足を運びました。

震災直後の修復工事中にも訪れたことがあり、あれからの復旧ぶりを見ることが出来ました。

天守閣をはじめ主要な観光エリアは見事に復活し、街全体が誇りを取り戻したような力強さを感じました。

ちょうど「雲上の熊本城」というイベント期間中で、幻想的な姿を見ることができたのも幸運でした。

国内外からの観光客で賑わい、地方都市として金沢や富山と比較しても仕方ないですが熊本のエネルギーを少し羨ましく感じましたね。

あらためて思うのは、「街に象徴的なキラーコンテンツがあることの強み」です。

熊本城の存在が、地元の誇りや観光の軸となり、人の流れと経済を生み出しているように感じました。

そしてくまモンの存在!

お土産も含めていまだにどこでも何でも大活躍でした笑笑。

最後に加藤清正公にもご挨拶を。

何度かブログでも書いていますが、私の父方が熊本出身で、結婚するまで本籍も熊本でした。

ちなみに私の実家の家紋は「蛇の目」。

そんなこともあり、この街、そして加藤清正には特別な愛着があります(笑)。

またいつか、ゆっくりと訪れたいと思います。