河内屋社長ブログ蒲鉾丹右衛門の徒然なるままに…

2025.11.21

富山ペアリングの奥深さ。ソムリエ協会例会で感じた新しい可能性!

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気がつけば11月も半ば。

ありがたいことに毎日が全力疾走で、なかなかブログを更新できません。

今年は繁忙期が2か月早くやって来た!という感じで、製造から販売までフル稼働しています。

さて、先日、日本ソムリエ協会が主催する例会にお招きいただき、「富山のかまぼこ」についてお話しする機会をいただきました。

テーマは 「ヤギのチーズと巻かまぼこ × 日本酒とワインの富山ペアリング」

過去には色々なところで話をしてきたことがありますが、ソムリエ協会の皆さんの前で“ペアリング”をテーマに話すのは初めて。

正直、最初は場違いでは…と少し緊張しました。

ところが、富山支部の常楽支部長から「富山のかまぼこ、河内屋のかまぼこの話をぜひお願いします」と背中を押していただき、スライド資料を準備して臨むことにしました。

今回ご一緒したのは、
・カナタワイナリー醸造責任者の 土井さん
・日本酒「IWA」で知られる株式会社白岩の シャルル・アントワン・ピカールさん

富山を代表する生産者の皆さんと同じテーブルに立てたこと自体、非常に光栄なことでした。

ペアリングに使用した飲料は次の4種。

  1. SAYS FARM SAUVIGNON BLANC 2024

  2. KANATA WINERY Pinot noir 2024

  3. IWA5 Assemblage 6(2024)

  4. 満寿泉 純米大吟醸 土遊野

そして合わせた食材は、
・河内屋の「赤巻かまぼこ」
・河内屋の「昆布巻かまぼこ」
・Y&Co.さんのヤギチーズ「カプリーノさくら」

富山の素材だけで組み上げた、まさに“富山ペアリング”。

さらに、
【塩】IMATO 東海水産「富山の塩」
【醤油】畑醸造「極寒仕込み 北陸」
【わさび】金印 国産おろし本わさび
と調味料まで富山しばり。
少しずつ味を重ねながら楽しむ体験は、かまぼこの新しい可能性を感じる時間でした。

なにより印象的だったのは、日本ソムリエ協会理事の 辻さん の解説。

会の進行、味の導き方、言葉の選び方…どれも本当に分かりやすくて、「あぁ、プロってこういうことなんだな…」と素直に感心しました。

すごかったです。

参加された皆さんも非常に熱心に聞いてくださる雰囲気で和気あいあいと良い雰囲気でした。

全国にWEB配信されていることもあり、富山の食や酒に対する関心の高さを改めて感じました。

河内屋のかまぼこが、こうしてソムリエの皆さんからも注目していただける食材であり続けるために、もっと努力しなければいけないなと、良い刺激をいただきました。

今回お声がけくださった日本ソムリエ協会富山支部の皆様、そして関係者の皆様、心よりありがとうございました。

またこうした富山の魅力を共有できる場に、ぜひ参加できればと思います。