河内屋社長ブログ蒲鉾丹右衛門の徒然なるままに…

2026.02.16

ついに60歳!還暦を迎えて、思うこと。

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ついに、60歳になりました。

正直なところ、還暦というものをもう少し違うイメージで捉えていました。

もっと落ち着いた、どこか「大人の余裕」のようなものがある歳。

ところがいざなってみると、自分でも拍子抜けするくらい、特に何も変わりません(笑)。

それでも、やはり節目は節目です。

せっかくなので、少し立ち止まって振り返ってみようと思います。

魚津に移住して、今月で丸33年が経ちました。

私が魚津に来たのは27歳のとき。

生まれ育った場所とは全く異なる日本海側の土地に、縁もゆかりもないまま飛び込みました。

蒲鉾という仕事も、富山の気候も、文化も、人間関係のつくり方も、何もかもが未知の世界でした。

当然、不安がなかったと言えば嘘になります。

でも当時の自分には、立ち止まって考える余裕などありませんでしたね。

色々と逃げ出したいことも時にはありましたが、子どもも生まれ生活をして行く、子育てして行くという責任感しかありませんでした。

とにかくがむしゃらに、目の前のことをやり続けるしかなかったというのが現実でした。

そのがむしゃらの積み重ねが33年になり、気づけば還暦になっていた、というのが正直な感覚です。

本当に、あっという間でした。

この33年を振り返ったとき、一番に浮かぶのは、やはり「人」のことです。

ここまでやって来られたのは、間違いなく周りの皆さんのお陰です。

一緒に歩んでくれた家族。

私のような者について来てくれたスタッフ。

何かあるたびに支えてくれた友人たち。

そして長年、河内屋の蒲鉾を選んでくださったお客様。

本当に、感謝しかありません。

そして嬉しいことに、今では息子が戻り、河内屋を一緒に担ってくれています。

さらには孫まで生まれました。

27歳で飛び込んだあの日の自分に「33年後、こうなってるよ」と伝えても、きっと信じなかったと思います(笑)。

さて、60歳からの自分について。

「手抜きはしないが、無理はしない」。

これが今の正直なスタンスです。

息子をはじめスタッフそれぞれが自分の役割をしっかり果たしてくれているので、基本的には自分が引っ張っていく役割から、背中を押す立場、陰で支える立場になって行こうと意識しています。

もうひとつ。自分の時間を、きちんと持つようにしようと思っています。

釣りでも、旅でも、ただのんびりする時間でも。

父や弟を亡くし時間は有限であることを実感しています。

それは頭では分かっているつもりでも、走り続けているとどこかに置き去りにしてしまいがちです。

60歳を機に、改めてそのことを意識して生きていこうと思っています。

来てしまえば本当にあっという間だった60年。

尊敬する諸先輩方の話を聞いていても次の10年も、きっとあっという間に来るのでしょう。

だからこそ、一日一日を大切に。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。

写真は家族が還暦祝いを開いてくれた時の夫婦の還暦写真。

60歳の姿をブログに残しておきます。

ケーキは友人たちからいただいたプレゼント。

他にも色々といただきました。

この場を借りて御礼申し上げます。

ありがとうございました!