河内屋社長ブログ蒲鉾丹右衛門の徒然なるままに…

2026.04.01

エイプリルフールであって欲しい、ホルムズ海峡の話…

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今日から新年度。

中東情勢のニュースをいつも注視していますが、日経新聞の記事を見てエイプリルフールであって欲しいと思いましたね。

ドバイ原油の円建て価格が、1バレル2万円を突破。

リーマン危機前の2008年、アラブの春、ロシアのウクライナ侵略…歴史的な激動のたびに山を作ってきたあのグラフが、今回は文字通り「過去最高」を大きく更新して垂直に跳ね上がっている。

原因はとにかくホルムズ海峡の実質的な封鎖!!

日本の原油輸入の94%は中東依存。

サウジ産原油「アラビアンライト」の3月積み価格は前月比84%上昇、1バレル126ドル超!

そこへ1ドル158円台後半の円安が重なり、円換算では1986年以来40年間で最高値だという解説。

ここまで中東の話題で頭の中が占められることは経験がないので、ホルムズ海峡を中心に中東の地図が頭の中でグルグル回っています。

医療現場も危機的な不安が報道されています。

というか全ての分野、産業に影響があります。

では蒲鉾屋には何が起きるか?

生産工程で使うシートやフィルム、製品を包む真空フィルム等、元は全てナフサを原料としています。

原油が上がればナフサが上がり、フィルムのコストが上がる。

すでに包装資材メーカーから「価格改定のご通知」が届いていることはブログでも書きました。

さらにはやっと落ち着いて来た電気代も原油価格に連動する燃料費調整で、6月ごろから上昇する見通しとのこと。

原材料(冷凍すり身)高、包装フィルム高、資材高、電気代高、ガソリン高、運送費高、人件費高、円安…。

何重奏なんだろう?

コストが恒久的に上がれば、いずれ価格に反映せざるを得ません。

お客様には本当に申し訳ない気持ちですが、品質を守りながら会社を続けるために、避けられない局面が来るかもしれません。

試算では、補助金なしなら今頃ガソリンは1リットル225円近いらしい。

政府が補助金で抑え込んでいるが、財源は5月末には枯渇する可能性があるとのこと。

補助金出して今までと同じようにガソリン使って良いのか?という視点もある。

都会と田舎とでは事情も違う。

対症療法にも限界がありますよね…。

ホルムズ海峡のニュースを見るたびに、色々なリスクが頭に浮かぶ今日この頃。

とんでもない新年度のスタートになりました。

エイプリルフールであって欲しい。