河内屋社長ブログ蒲鉾丹右衛門の徒然なるままに…

2008.12.31

忘れられない年…

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家族で紅白を見ながら、改めて2008年が終わったと感じています。蒲鉾業界、仕事を振り返ると原材料高騰ですり身やチーズ、油、そしてフィルムなどの資材、ガス、ガソリン…と全てのものが高騰し、仕入をどうするか、販売価格をどうするか、本当に気を抜けない緊張の連続だったような気がします。また、後半戦はリーマンショック後の経験した事の無い急激な景気悪化。社長に就任し初めて迎える1年としては、本当にきつい忘れられない1年でした。

また、餃子事件や事故米、偽装事件など食の安全、安心、信頼を大きく損なう出来事が多くて、食品業界に携わる者として危機感を覚えた1年でもありました。

色々心配ばかりしている1年だったような気がしますが、蒲鉾屋にとって最大の繁忙期である12月は、当初の予想を上回る多くのご注文を頂き、本当に嬉しくて、お客様に感謝をする毎日でした。今まで河内屋を支えて頂いた全てのお客様に感謝をしたいと思います。本当にありがとうございました。これからも河内屋を応援して欲しいと思っています。2009年もどうぞよろしくお願い致します。

プライベートでも今年は忘れられない年になってしまいました。7月25日に大事な実父が亡くなり永遠の別れとなって、しばらくは立ち直る事が出来ずにいましたが、色々な方の励ましや何よりも家族の応援でやっと気持ちが落ち着きました。もう一度だけ一緒に飲みたかった、話がしたかった…と思う事がありますが、今は感謝の気持ちで一杯です。

色々な事があった…というか、あり過ぎた1年でしたが、成長した1年でもありましたし、多くの事を学べた1年でもありました。

2009年も経済状況は覚悟しなければなりませんが、明るく、元気に、そして蒲鉾屋に誇りを持ってまじめに仕事をして行きたいと思います。

本年お世話になりました全ての方に感謝したいと思います。

来年もどうぞよろしくお願い致します(^^)。

そして、この蒲鉾丹右衛門のブログもよろしくお願い致します!