2026.10.09
穏やかな夕焼けと、穏やかではないニュース…

色々とバタバタしておりブログの更新が空いてしまいました。
この数日、穏やかな天気が続いています。
昨日の夕方、いつもの屋上から富山湾を眺めると、久しぶりに素晴らしい夕焼けでした。
手前には魚津埋没林博物館のピラミッド型の屋根、対岸にはかすかに新湊大橋。
空の色が刻一刻と変わっていき、まさにマジックアワー!
しばらく見とれてしまい、すっかり癒されました。
そんな穏やかな夕焼けとは裏腹に、世の中は穏やかではないニュースが続いています。
大手ビール4社が、値上げの時期や幅を事前にすり合わせていた疑いで、公正取引委員会の強制調査を受けたという報道。
業界団体の会合の後に「裏会合」を開いていたとのことで、正直「やっぱりか…」と思ってしまいました。
疑いの段階とはいえ、大手は横並びで値上げの足並みをそろえられる。
なんだかな…という気持ちですね。
その陰で、中小零細企業の倒産は止まりません。
帝国データバンクの集計によると、2026年度上半期(4〜9月)の全国企業倒産は5,362件で、5年連続の増加!
中東情勢や円安による原材料・エネルギー高で、特に4月以降は物価高による倒産が多く発生したとのこと。
富山県内も同じ期間で53件。
リーマンショック直後とほぼ同じ水準で高止まりしており、従業員10人未満の小規模事業者が9割を占めています。
業種別で最も多かったのは小売業で、食料品を扱うお店も含まれていました。
価格転嫁力の弱い企業ほど、この物価高で倒れるリスクが高い。
まったくその通りだと思います。
10月からは最低賃金も上がり、人件費の負担はさらに増えていきます。
私たち蒲鉾屋も、決して他人事ではありません。
秋のすり身価格、そして北海道の真昆布の価格も、これまで経験したことのないような数字の情報が飛び交っています。
企業努力だけで吸収できる範囲は、もうとうに超えています。
お客様にご理解をいただきながら値上げをお願いしていかないと、世の中から蒲鉾屋は消えてしまいますね。
来年の話ですが、お客様にまた値上げのお願いをしなければならないタイミングが来ると思います…。
しかしながら年内は新しいカタログも完成し、年末商戦の価格も決まっているので覚悟を決めてお歳暮商戦に突き進むのみ!
頑張ってこの難局を乗り越えて行きたい!



