河内屋ブログ

2021.10.21

原料のスケソウダラが高騰し続けています!

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久しぶりに日経の記事で蒲鉾業界の話が出ました。

私たちが原材料で使用している北米、

ベーリング海で獲れるスケソウダラのすり身が高騰しているという話です。

特に当社が使用しているすり身は上級品が中心なので本当に厳しいです。

3%高という見出しは、今年の夏に比べてという意味です。

実際はこの数年上がり続けています!

なかなか販売価格に転嫁出来ないので各メーカーも大変なのです。

このベーリング海で獲れるスケソウダラは、資源管理が徹底され、資源的にも持続可能なルールで漁が行われています。

それは自信持って誇れる環境です。

しかしそうは言っても自然のことですから今年は良かった!悪かった!という話は色々とあります。

それよりも環境が変わったのは全世界的な食のトレンドの変化と言った方が良いかもしれません。

このコロナ禍も健康志向という意味では拍車がかかっています。

今後も白身魚のフィレ白身魚から作るすり身の需要は高まるばかりです。

そんな貴重な天然の原料を蒲鉾業界では使用している訳ですから、

しっかり丁寧に大事に使用して行きたい!と思っています。

安売りで販売したり、残って捨てられたり…

そんなことの起きないように行動して行きたいと思っています。