2026.10.01
なぜ11月15日は「かまぼこの日」?由来や歴史、七五三との関係を知ろう
日本には一年365日必ず何かの記念日があります。かまぼこにももちろん記念日があり、毎年11月15日を「かまぼこの日」として業界をあげて、かまぼこの普及、推進に務めています。気になるかまぼこの日について詳しく紹介していきます。
11月15日は「かまぼこの日」!なぜこの日?由来や歴史、七五三との関係を解説

11月15日の「かまぼこの日」が制定されたのは1983年のこと。全国蒲鉾水産加工協同組合連合会(現在の日本かまぼこ協会)が定めました。
11月15日に決まったのは、かまぼこが初めて文献に登場したとされる平安時代の1115 年の年号にちなみ、数字を「11」と「15」に分け、同連合会が11月15日を記念日としたこと。
また、昔は11月15日の七五三のお祝い料理に、子どもの成長を祝って紅白のかまぼこを用意する習慣があったことも「かまぼこの日」誕生の由来となりました。
※日本かまぼこ協会 公式サイトより https://www.nikkama.jp/history/
さらにかまぼこの日は、日本の食文化において重要な位置を占めていることを考慮し、かまぼこ業界全体の発展と、日本人の食生活への貢献を祝う意味が込められています。
富山・魚津では「かまぼこモザイク」でギネス世界記録に
11月15日の「かまぼこの日」は、かまぼこ業界が消費者に向けてかまぼこの魅力を再確認してもらう機会と、製造業者や販売業者がその取り組みを広めるための活動を行う日です。
「かまぼこの日」に合わせて全国各地ではイベントが行われています。例えば、かまぼこを地域の神社に奉納し、海の恵みと魚肉練り製品の需要拡大を願う兵庫県のイベント(兵庫県蒲鉾組合連合会)やかまぼこを地酒と合わせて味わう神奈川県のイベント(鈴廣かまぼこ)など。
また、河内屋がある富山県魚津市では、2022年11月15日のかまぼこの日に、魚津市制施行70周年を記念して、巻きかまぼこ約9000個を使い、7.2㎡のパネルに絵を描くイベントが行われました。
河内屋も協力させていただき、イベントには市民約500人が参加して波に浮かぶ鯛の絵を描き、見事ギネス世界記録に認定されました。
「かまぼこモザイク」の大きさでギネス世界記録に認定されました! | 社長ブログ | 鮨蒲本舗 河内屋 (kamaboko.co.jp)
※世界最大のかまぼこモザイクに挑戦!facebook(https://www.facebook.com/uozukamaboko/)
また、2025年には「とやまの旬」応援団事業として、名産の「巻きかまぼこ」にちなみ、ぐるぐるとした形が似ているということから6月9日を「巻きかまぼこの日」として、市内の小学校で巻きかまぼこに関する授業が行われ、給食で味わうといったイベントが行われました。
このように各地でかまぼこの日に関するイベントなどが行われ、かまぼこを知ってもらう機会を作っています。
かまぼこの起源と名前の由来
かまぼこの起源は、中国から伝来や日本固有に発達したなど諸説あります。日本で、かまぼこが登場する最も古い文献とされているのが平安時代に書かれた「類聚雑要抄(るいじゅうぞうようしょう)」です。
関白右大臣藤原忠実が1115年(永久3年)に宴会を開いた時のご馳走が挿絵とともに描かれていて、そこに串を刺したかまぼこが載っています。

かまぼこの名前の起源と言われている「ガマの穂」
かまぼこの名称は、蒲の穂の形や鉾の形に似ていたため付けられたとされています。ちくわに似た形のものが室町時代には板付きとなり「かまぼこ」に、穴の空いたものを「ちくわ」と呼ぶようになりました。
※近畿大学農学部サイトより(https://suisanriyouken.sakura.ne.jp/riyo/howto/kamaboko_intro.htm)
坂本龍馬とかまぼこの日の関係?
日本かまぼこ協会の公式サイトでは、11月15日のかまぼこの日と幕末の志士、坂本龍馬の関係を取り上げ、かまぼこの日を盛り上げています。
公式サイトにはこう綴られています。「幕末の志士・坂本竜馬も11月15日とは深い関係があります。龍馬の誕生日は11月15日、そして、暗殺されたのも11月15日。竜馬がかまぼこ好きだったかどうかは定かではありませんが、故郷の高知は全国でも有数の特産かまぼこの産地です。」
なんとも意味深な終わり方ではありますが、かまぼこの普及に努めた人たちがアイデアを絞ってPRしようとしたのかもしれませんね。
※龍馬の誕生日、暗殺日について 高知県立坂本竜馬記念館公式サイトより
秋の食卓を彩るかまぼこ
魚のおいしさと良質のたんぱく質をそのまま凝縮して食べやすく生まれ変わったのが、かまぼこ製品です。そのままでも食べられる日本の元祖ファスト・フードといっても過言ではありません。
日本かまぼこ協会の公式サイトでは、料理に彩りを添えるかまぼこのアレンジを紹介していますのでぜひ参考にしてみてください。
日本かまぼこ協会
https://www.nikkama.jp/history/
11月15日はかまぼこを楽しんでみませんか?
いかがでしたか。11月15日の「かまぼこの日」覚えていただけましたでしょうか。かまぼこの日はこれからも日本の食文化を支え続けるかまぼこの魅力を次世代へと伝える大切な役割を果たすことが期待されています。
一年に一度の「かまぼこの日」をきっかけに、かまぼこのおいしさを再認識していただく機会になればうれしく思います。
河内屋では、手軽に食べられる棒S(ボウズ)のようなスティックタイプのかまぼこもありますので、食事の一品に、また酒のつまみと、かまぼこがある毎日をあなたの記念日にしてみてはいかがでしょうか。
かまぼこの贈り物はこちらから!
蒲鉾の歴史やニュースについては「かまぼこ四方山話」でも紹介しています。こちらもぜひご覧ください。



