河内屋社長ブログ蒲鉾丹右衛門の徒然なるままに…

2009.07.11

赤巻かまぼこの皮

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2009年7月11日皮焼.jpg富山の蒲鉾は板に付いていません。富山県民にとって、それは普通の事ですが、初めて見た時はビックリしたもんです。板にのっていないという事はどうなっているのか?と言うと、昆布や魚肉の皮で巻かれているわけです。有名なのが「富山名産昆布巻かまぼこ」。そして富山県の定番中の定番「赤巻かまぼこ」!写真は河内屋の赤巻用の皮を作っている所です。赤巻なのに色が赤くなく、オレンジなのは着色料に合成着色料を使用せずに、天然のパプリカ色素を使用しているからです。

ところで、この皮製造は大変難しくて、均一で品質の高い皮を作るには、相当の修業が必要です。これは生のすり身をバーナーで焼いて、時間をかけ皮を作って行きます。この皮のままでも食べれますが、富山県ではこの皮を使って、すり身を巻いて蒸すのです!

現在、お中元の注文が大変多くなっていますので、工場は連日蒲鉾の製造に追われていますが、皮の製造も一生懸命作っています!

河内屋の赤巻は、もちもちっとした食感で、味が本当に美味しいです。ぜひ食べてみて下さい!