河内屋社長ブログ蒲鉾丹右衛門の徒然なるままに…

2026.09.10

逆風続く蒲鉾業界。煉心会会長の4年間を終えて。

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久しぶりに福岡、博多へ行ってきました。

ちょうど大雨が続いていた時期で、飛行機が飛ぶのか心配でギリギリで東京(羽田)へは新幹線に切り替えたりバタバタな出発でした。

それにしても出かける前夜に、思いがけない一報が耳に入ってきました。

宮城の馬上かまぼこさんが、自己破産を申請したというのです。

馬上さんとは、私がまだ現役だった全蒲青(全国蒲鉾青年協議会)の時代(もう約20年前になります)に一緒に活動させていただいた仲間です。近ごろはすっかりご無沙汰していて、久しぶりに目にしたお名前が、まさかこうした報せだとは…。正直、言葉を失いました。

創業114年の老舗です。それでも、たたまざるを得ない。

ご承知の通り、蒲鉾業界を取り巻く環境は、ここ数年で本当に厳しくなりました。原料も資材も軒並み値上がりし、どの蒲鉾屋も歯を食いしばって踏ん張っています。馬上さんの報せは、決して他人事ではありません。同じ逆風の中にいる身として、私の胸にも重く響きました。

少し沈んだ気持ちを抱えての福岡入りでしたが、今回の一番の目的は、全蒲青のOB会である煉心会(れんしんかい)の総会でした。

そして今回の総会は、役員改選の年。

令和4年、長崎の大会で村上さん(桂馬蒲鉾店)から襷を受け取って以来、1期2年を2期、計4年間、会長を務めてまいりましたが、このたび無事に任期を全うし、次の会長へバトンをお渡ししてきました。

次の会長は鹿児島の勘場さん(勘場蒲鉾店)です!

長崎で受け取った襷を、福岡で次へ手渡す。きちんとバトンを渡せたのは本当に良かったです。(九州に縁がある笑)

業界には、確かに厳しい風が吹いています。仲間が一軒、また一軒と姿を消していくのは、本当に寂しい。それでも、我々は進んで行かなければならない。全国にはその仲間がいる。そのことに、私は救われる思いがしました。

特に何もない4年間(笑)を支えてくださった煉心会の皆さん、本当にありがとうございました。

さて、肝心の福岡大会そのものの様子は、とても良い大会でしたので、次回あらためてご紹介します。