河内屋社長ブログ蒲鉾丹右衛門の徒然なるままに…

2010.02.26

仙台で徒然なるままに…

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仙台から帰って来ました。魚津から仙台というのは、魚津→越後湯沢→大宮→仙台という路線で往復するのですが、約5時間もかかってやっぱり遠いです。帰りは仙台駅を端から端までウロウロして、色々なお土産屋さんや、在来線と新幹線の人の流れなど漠然と見てみました。しかし、もうすぐ富山にやって来る新幹線、そして新しい富山駅の姿、行き交う人の流れ、本当にどうなるのかは、現段階では正直分かりません。仙台駅の姿は金沢駅になってしまうのか?仙台は人口も多くて、規模も大きい反面、競争も激しい。同じ業界の笹かま屋さんも非常に多い!さらに牛タン!とどめの萩の月!あの競争の中で生き残るというのは、相当に努力が必要です。我々北陸勢も頑張らなければなりませんね・・・。

ところで、今回の全蒲青役員会議も色々な情報交換が出来て、大いに刺激になりました。各地でそれぞれ頑張っている話を聞くと、「かまぼこ業界」もまだまだ奥が深いと思います。共通しているのは魚が原材料であるという事だけ!あとは魚種も違えば、作り方も、味付けも、形も、売り方もまるで違う。それぞれの地域に根ざした食文化も、蒲鉾の味や姿に時代を超えて受け継がれている。そういう意味では、富山県の蒲鉾文化も凄いものがあると思う。大きな鯛の蒲鉾なんて芸術だし、それを贈ったり、贈られたり、食べたり・・・という富山独特の蒲鉾文化、本当に大事にしたいです。