河内屋社長ブログ蒲鉾丹右衛門の徒然なるままに…

2009.01.09

クーロン牛

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飛騨牛の元祖という安福号の細胞からクーロン牛が誕生したというニュースは、何となく複雑なニュースでした。技術革新だと割り切れば良いのかもしれませんが、今後この技術が何を目的に使われるかですよね。マンモスのように絶滅した品種を復活させるのは良いのかもしれませんが、食用として出て来る時代が来るかと思うと複雑です。何となく神の領域のような気がしますしね…。一方、偽装は減るかもしれません。しかしクーロン牛を本物ですと言われても現段階では抵抗感もあるし複雑です。ちなみに遺伝子情報は同じでも育て方を間違えば、美味しい牛肉になる訳ではありません。やっぱり最終的には人の手による丁寧な作業と、愛情を持った育て方が大事なのだと思います。