河内屋社長ブログ蒲鉾丹右衛門の徒然なるままに…

2026.10.23

AIが見つけ、AIが狙う。デジタルとアナログ、両方大事な時代。

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10月21日(水)の夜8時過ぎ、河内屋のネットショップを支えているシステム会社から、一通のメールが届きました。「緊急メンテナンスのお知らせ」。

プログラム言語「PHP」に重大な脆弱性が見つかったため、予防的にサービスを止めるという連絡です。PHPは世界のウェブサイトのおよそ7割で使われているそうで、銀行や証券会社、鉄道や航空会社まで、名だたる企業が軒並みサイトを止める事態となりました。河内屋もそのひとつです。

止まったのは、ネットショップだけではありません。ブログもお知らせも、WEBサイトがまるごと見られない。「サイトが止まっています」とお知らせする場所すらない状態です。

そこで頼りになったのが、Xでした。

第一報から続報、そして復旧のお知らせまで、状況をその都度お伝えすることができました。FacebookやInstagramという手もありますが、こういう「今すぐ伝えたい」お知らせには、Xの即効性と拡散力が一番です。普段何気なく使っているXの力を、改めて実感しました。

当初は翌日の昼頃には再開の見込みでしたが、対応は想定以上に長引き、結局サイトが戻ったのは22日の夜。ほぼ丸一日の停止となりました。お客様には大変ご不便をおかけし、本当に申し訳ありませんでした。

そんな中、「サイトが見られないけど大丈夫?」と、お電話をくださったお客様が何人かいらっしゃいました。そのままお電話でご注文を承ることもできました。

24時間受付のFAXもご用意していましたが、実際にご連絡をくださったのは、みなさん電話のお客様でした。やっぱり、こういう時は電話ですね(笑)

今回の脆弱性、見つけたのはAIだったそうです。10年以上も眠っていた欠陥を、最先端のAIが掘り起こした。一方で、攻撃する側もAIで弱点を探せる時代です。翌朝の新聞には「AI独壇場」という見出しが躍っていました。

ネットの黎明期から、手探りでホームページやネットショップに取り組んできた私にとっては、「ついに、こんな時代が来たか…」というのが正直な感想です。

私も今では、仕事のあらゆる場面でAIを使っています。便利さと危険は紙一重。狭い尾根を歩いているような気分です。

だからこそ、いざという時に頼れる窓口を、いくつも持っておくことが大切なのだと、改めて感じました。情報を届けるX、ご注文を受ける電話。デジタルとアナログ、両方の道を残しておく。今回、それが河内屋を助けてくれました。

時間はかかりましたが、あくまで安全を確認するための予防的な対応で、河内屋としては何事もなく乗り切ることができました。ひとまず、ホッとしています。

とはいえ、こうしたリスクや脅威とは、これからも隣り合わせなのでしょう。慌てず、備えを怠らず、付き合っていくしかありません。

これからお歳暮、そしてお正月の季節。ネットでも、お電話でも、安心してご注文ください。