河内屋社長ブログ蒲鉾丹右衛門の徒然なるままに…

2019.11.08

県外企業視察研修会に参加して来ました!

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僕が現在会長を務めている富山県中小企業経営モデル企業研究会の県外企業視察研修会に参加して来ました。
皆さん、お忙しい中、約20名の参加者。ありがとうございました。

今回は関西方面ということで久しぶりに金沢よりサンダーバードに乗りました。
その前に富山から金沢までは北陸新幹線を利用。
台風19号の影響で運休していた北陸新幹線が復活してから初めて乗りましたが、台風前のいつもと変わらぬ北陸新幹線の姿が本当に嬉しかったです。

さて、今回1社目の企業視察は3次元ビジョンセンサで世界最先端を走っているKyoto Robotics株式会社様に訪問しました!

立命館大学発ベンチャー企業ということですが、既に市場へ製品をかなり送り出しており、実際の生産ラインで実績を積み上げており、今回は物流業界で自動化に貢献しているロボットを実際に見せてもらいました。
瞬時に3次元ロボットビジョンセンサで正確に認識して、ロボットアームがその情報を元に運搬するシステム。
パッと見はよく工場で見かけるロボットアームにも見えますが、事前のプログラムが必要ない点や荷物が混載で流れて来ても自動的に判断するなど、実際の物流シーンで人材不足や重労働などを解決する素晴らしい技術だと思いました。

これがもっと小型化になれば、当社のような工場でも使える時代が来るかもしれませんね。

そしてもう1社は、伸銅製造設備に組み込まれる面削装置の開発製造で、国内オンリーワン企業。
世界でも2強に入るという生田産機工業株式会社様に訪問しました。

世界の大手伸銅メーカーのほとんどが同社の機械を導入しているということで、世界中の生産現場の生産性向上に貢献しているとのことです。
また中国にも積極的に進出し、現地でも高品質な製品を作れるまでになっており、本社工場と連携して世界中からのニーズに応えている姿が非常に印象的でした。
生田泰宏社長の話も非常に感銘、共感しました!

やっぱりナンバーワンよりオンリーワンというのは強いと思いました。

そして企業はきちんと付加価値のある製品を作って世に送り出さないとダメだと改めて思いました。

2日間で忙しいスケジュールでしたが、今回初めて京セラ創業者の稲盛さんのライブラリーにも寄れました。
稲盛さんの人生哲学、経営哲学、過去の足跡に触れることが出来て感激しました。
本当に凄い!としか言いようがありませんが、また説明してくれた職員の方が素晴らしかった!
稲盛さんの哲学が全ての社員に浸透しているのでしょうね。

経営者として色々と考える時間と機会になりました。

帰り際、サンダーバードに乗る前に、清水寺を見学することが出来ました。

訪問したのはおそらく何十年ぶり?だと思いますが、修学旅行なのか、遠足なのか分かりませんがたくさんの小学生で賑わっていました。

そして本当に多かったのがインバウンドの観光客!
ここは外国?と思うほどの光景です。

参道の各店舗も英語に中国語に韓国語などPOPやプライスカードは一生懸命に工夫している様子が分かるし、片言英語で年配の販売員の皆さんも声がけやコミュニケーションに積極的な雰囲気が素晴らしい。

キャッシュレス決済への取り組みも積極的な印象を受けました。

残念だったのは、清水寺の本殿が改装中!

そして紅葉にはまだなっていなかった!

という2点ですが、その他の計画は天候にも恵まれ全てが素晴らしい視察旅行となりました!