河内屋社長ブログ蒲鉾丹右衛門の徒然なるままに…

2020.02.14

HACCPに沿った衛生管理の制度化に関して

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魚肉練り製品製造対象の業種別HACCP導入支援研修会が開催されたので参加して来ました。

当社は既にISO22000の認証を受けているので、特に新たに何かを取り組むということはなく、今まで通りにしっかりとISO22000の運用をして行けば良いと思っています。

今回の流れは食品衛生法の一部が改正されたことによる影響が大きいのですが、中でも食品業界全体がザワザワしているのが令和2年6月、つまり今年の6月に施行されるHACCPに沿った衛生管理の制度化です。

それに向かってこの数年は色々な研修会や説明会がありました。

当初はモヤモヤした内容が多くて、役人の説明も歯切れが悪く、質問してもグレーな返答が多かったのですが、いよいよここに来て色々なことが明確になって来たというイメージがあります。

とは言っても、まだまだ本当ですか?と思うところもいっぱい!

今後も様々な動向に注視していかなければならないな…という感覚は変わりません。

令和3年6月には営業許可制度の見直し、営業届出制度の創設などが施行されます。

それにともない当社が長年許可をいただいていた「魚肉ねり製品製造業」という業種が無くなり、新設される「水産製品製造業」という営業許可に変更になります。

この営業許可を受けたり更新して行くことに対してのハードルが、今回のHACCPに沿った衛生管理をしているということが条件にもなるようで、もっともそういう流れになって行かないと、ただHACCP!HACCP!と騒いでも、きちんと実施する会社や飲食店は出て来ないし、継続も無いと思います。