河内屋社長ブログ蒲鉾丹右衛門の徒然なるままに…

2026.06.01

棒Sの履歴書 #9~お土産が、贈り物になった日。箱ひとつで、世界感が広がった!

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前回「棒Sの履歴書 #8」では、容器の割れ問題とぴりり唐辛子の辛さ問題という2つの試練を乗り越え、棒Sがまた一つ強くなった話を書きました。

北陸新幹線の開業を見据えてリニューアルを重ねてきた棒S。新幹線開業後はお土産マーケットでの存在感も上がり、SNSや雑誌で紹介される機会も増え、数字は毎年順調に伸びていきました。

そんな流れの中で、少しずつ増えてきた声がありました。

「ギフトにしたいんですが…」「贈り物として使えますか?」

リニューアル前の棒Sは、ほぼ完全にお土産商品でした。贈り物として使われることは、まずなかった。だからその声を初めて聞いた時は、正直「えっ、そういう使い方をしてくれる人がいるのか!」という驚きがありました。

でも、その声はひとつ、またひとつと増えて行きました。

現場では既に包装することで対応していましたが、専用箱の必要性は直ぐに分かりました。

これはちゃんと応えなければ…と思い、すぐに友人のパッケージ会社に相談し、ギフト用の箱を作ることにしました。3パック・5パック・6パックの3種類。箱のデザインは、棒Sのリニューアルからずっとお世話になっているキギさんにお願いしました。

専用箱に関しても、ここでは細かい話は省略しますが、何度も改良を重ね、紆余曲折を経て、今の形に落ち着いています。

そして、これが本当にハマりました。

「ギフトにも使えます」という展開を本格的に打ち出していくと、一気に広がっていったのです。お中元、お歳暮、父の日、記念品、引出物…。気づけば、ありとあらゆるシーンで棒Sが使われるようになっていました。

お土産として生まれた棒Sが、贈り物になった瞬間でした。

これは、棒Sが「一段階、上に行った」という実感でした。

次回「棒Sの履歴書 #10」では、棒Sがあの番組に紹介され一気に知名度が上がった話を書こうと思います。